悪い予感的中。登山延期でひょうが降る‥こりゃあ阿寒!アタック!ダウン! [北海道周遊キャンプ]
前回までの話「予定変更。摩周岳アタック!噴火速報って‥」はこちら。
記事予告はちょっと集約させてもらいました。。。それでは、本編です。
旅が少しペース遅ぎみです。
今日こそは、阿寒富士に登ることを目指します。
そんな9月15日の朝。
天気はバッチリ。
高気圧の晴れ予報。
急いで摩周湖エリアから、阿寒湖畔エリアへ移動。
空が快晴!テンションがあがります。
朝6時からの移動です。
途中見えてきたのがこれから目指す頂。左から「阿寒富士」「雌阿寒岳」「雄阿寒岳」。
雌阿寒岳は、日本百名山なのですが、
今年の7月29日。火山活動レベルが2に上がり、入山規制となって現時点では登れないんですね。。。
でも阿寒富士なら登れます。
その登山口は
オンネトー登山口。
準備を始めて、靴を履いて・・・空を見ると・・。
ん?? ちょっと短時間で雲の発達が早すぎないか・・・?
と、天気の急変を警戒。
こういうのは、スカイスポーツのパラグライダーで養われた経験でしょうか。
昨日の寒気による
天気の急変。摩周湖から見た雌阿寒岳方向の記憶が蘇ります・・・。
天気はいいけど・・・よっちゃん!ごめん。今日は登山をやめよう!
という決断。
せっかく靴を履けばすぐに出発できる状態だったのにね。。。
でも、これが後ほど正解だったことを思い知ります。
山ではなく
森の散策に切り替えた俺たちが向かったのは、徒歩30分ほど2kmの「オンネトー湯の滝」。
知床のカムイワッカの滝も温泉ですが、こちらもそのとおり。
ただし、残念なことに、不届きものの外来魚持ち込みで生態系が壊れ、現在外来魚駆除のため
滝の温度を人工的に下げているそうで・・・。
その散策路。
キノコがほんとに
いっぱいあります。
まあ、素人の私たちは手は出しませんが。
そして、車に戻って空を見上げたら・・
いよいよ雲がやばそうな発達をとげており、
雷鳴が・・・・。
ほどなくして、オンネトーの湖面には雨が落ちてきました。
実は、このとき、局地的にひょうが降り出した場所があったとか。。。。
登らなくて正解でした。
すっかり観光モードに切り替え、阿寒湖観光。
アカゲラというお店。アイヌの歴史に詳しいお店です。
ここで、妻・よっちゃんが商売繁盛にとストラップを購入。木彫りで名前を掘ってくれました。
ここで仕入れた情報で
散策する俺たち。
博学モード突入。妻・よっちゃんが全身全力でトドマツとエドマツの違いを解説してくれます。
枝の状態が
はい。これ、トドマツ。
はい。エドマツ。
妻・よっちゃんにあったら、「トドマツ」「エドマツ」と声をかけてみてください。
体を張って、反応してくれます。
足湯はよくありますが・・・
「手湯」ってのがあるのは知りませんでした。
激熱です。
登山の前に、麓をいっぱい観光しておくと、頂上での景色がより一層感慨深いものになりますよね。
スキー場の高さから阿寒湖畔をみて、
オンネトーの温泉で翌朝登山に備えます。
そして・・・・
9月16日。
朝4時起床。
東の空にはおそらく「明けの明星」がひときわ目立って輝いております。
いそいで支度。
いよいよ入山です。
入山時刻 6:20
雌阿寒岳へは入山規制がかかっています。
目指すコースです。
1合目
2合目
なんか、体が軽い気がします。
連日の登山で、体力がついたのかな??
とにかく森がみずみずしいのが今回の登山の印象です。
コケの生い茂り方が壮大で
登山道が湿っていて、木の根っこが発達しているんですね。
コケ
キノコがツヤツヤ。水の滑りで反射しています。
なんか、風景を見る余裕がある、俺。体力ついてきたかも・・。
今日の登山の難易度は、そんなに高くないと思っていましたが
足場の雰囲気が変わって、森を抜けたところからが・・・きつかった。。。
空を見上げて切ると
頂上がガスっています。
ここから先は、雌阿寒岳火山活動レベル2による立ち入り制限区域。
ここから先は、
杖がないと歩けません。。。
この先、とてもじゃないけど写真を撮る余裕がなかったその理由。
方向をみうしやすそうになる深い霧。足場の悪いガレ場。
そして、風速20mの風・・・・。
必死で登り着いた
1476m 阿寒富士 8:31
2時間ちょっとで登ってきちゃった???
登頂して嬉しかったのですが、あまりの強風。服の選択を間違え、とてもじゃないけど
10分もいられない・・・・。
岩陰に避難して、ガスが取れるのを待ちます。。。
目の前をすごい勢いで雲が抜けていきます。
待つこと1時間。超快晴モードがきました。
妻・よっちゃん。飛んでます!!
やっぱり、晴れるとスッキリするね!
2時間ほどいたのでしょうか??
下山するときは、すっかり青空。眼前には噴火レベル2の火山活動をしている雌阿寒岳の噴火。
このタイミングでサイレントかなってほしくないものです。
ここは、素早く通り抜けてくださいと言われている場所ですからね。
それにしても、体が軽い!
なんか、俺の中に何か降臨してきましたか??
下山して、
今日はもう一つのオンネトーの温泉。
ここの温泉は
強酸性の温泉です。
洗顔用の石鹸の泡立ちが悪いのは、きっと中和されちゃうからでしょう。
それにしても、登山した後の温泉って最高です!
温泉でゴロゴロする猫。
温泉で日向ぼっこするわんちゃん。
やっぱり、死にかけている俺。
でも、旅は続きます。 なぜなら、まだ14時だから。。。
移動してきたのは、足寄です。。。
ところが・・
恐れていたことがおきました。
俺、、この日を境に体調を崩します・・・・。
今回の登山で服装の選択を誤ったこと、長時間風にさらされたこと・・・。
おれのからだに君臨したのは、風邪だったようです。。。
不幸なことは続きます。。。
今回はここまで。。。
長文に付き合ってくれでありがとうございました。。。
おもしろかった!役に立ちそう!
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記事予告はちょっと集約させてもらいました。。。それでは、本編です。
旅が少しペース遅ぎみです。
今日こそは、阿寒富士に登ることを目指します。
そんな9月15日の朝。
天気はバッチリ。
高気圧の晴れ予報。
急いで摩周湖エリアから、阿寒湖畔エリアへ移動。
空が快晴!テンションがあがります。
朝6時からの移動です。
途中見えてきたのがこれから目指す頂。左から「阿寒富士」「雌阿寒岳」「雄阿寒岳」。
雌阿寒岳は、日本百名山なのですが、
今年の7月29日。火山活動レベルが2に上がり、入山規制となって現時点では登れないんですね。。。
でも阿寒富士なら登れます。
その登山口は
オンネトー登山口。
準備を始めて、靴を履いて・・・空を見ると・・。
ん?? ちょっと短時間で雲の発達が早すぎないか・・・?
と、天気の急変を警戒。
こういうのは、スカイスポーツのパラグライダーで養われた経験でしょうか。
昨日の寒気による
天気の急変。摩周湖から見た雌阿寒岳方向の記憶が蘇ります・・・。
天気はいいけど・・・よっちゃん!ごめん。今日は登山をやめよう!
という決断。
せっかく靴を履けばすぐに出発できる状態だったのにね。。。
でも、これが後ほど正解だったことを思い知ります。
山ではなく
森の散策に切り替えた俺たちが向かったのは、徒歩30分ほど2kmの「オンネトー湯の滝」。
知床のカムイワッカの滝も温泉ですが、こちらもそのとおり。
ただし、残念なことに、不届きものの外来魚持ち込みで生態系が壊れ、現在外来魚駆除のため
滝の温度を人工的に下げているそうで・・・。
その散策路。
キノコがほんとに
いっぱいあります。
まあ、素人の私たちは手は出しませんが。
そして、車に戻って空を見上げたら・・
いよいよ雲がやばそうな発達をとげており、
雷鳴が・・・・。
ほどなくして、オンネトーの湖面には雨が落ちてきました。
実は、このとき、局地的にひょうが降り出した場所があったとか。。。。
登らなくて正解でした。
すっかり観光モードに切り替え、阿寒湖観光。
アカゲラというお店。アイヌの歴史に詳しいお店です。
ここで、妻・よっちゃんが商売繁盛にとストラップを購入。木彫りで名前を掘ってくれました。
ここで仕入れた情報で
散策する俺たち。
博学モード突入。妻・よっちゃんが全身全力でトドマツとエドマツの違いを解説してくれます。
枝の状態が
はい。これ、トドマツ。
はい。エドマツ。
妻・よっちゃんにあったら、「トドマツ」「エドマツ」と声をかけてみてください。
体を張って、反応してくれます。
足湯はよくありますが・・・
「手湯」ってのがあるのは知りませんでした。
激熱です。
登山の前に、麓をいっぱい観光しておくと、頂上での景色がより一層感慨深いものになりますよね。
スキー場の高さから阿寒湖畔をみて、
オンネトーの温泉で翌朝登山に備えます。
そして・・・・
9月16日。
朝4時起床。
東の空にはおそらく「明けの明星」がひときわ目立って輝いております。
いそいで支度。
いよいよ入山です。
入山時刻 6:20
雌阿寒岳へは入山規制がかかっています。
目指すコースです。
1合目
2合目
なんか、体が軽い気がします。
連日の登山で、体力がついたのかな??
とにかく森がみずみずしいのが今回の登山の印象です。
コケの生い茂り方が壮大で
登山道が湿っていて、木の根っこが発達しているんですね。
コケ
キノコがツヤツヤ。水の滑りで反射しています。
なんか、風景を見る余裕がある、俺。体力ついてきたかも・・。
今日の登山の難易度は、そんなに高くないと思っていましたが
足場の雰囲気が変わって、森を抜けたところからが・・・きつかった。。。
空を見上げて切ると
頂上がガスっています。
ここから先は、雌阿寒岳火山活動レベル2による立ち入り制限区域。
ここから先は、
杖がないと歩けません。。。
この先、とてもじゃないけど写真を撮る余裕がなかったその理由。
方向をみうしやすそうになる深い霧。足場の悪いガレ場。
そして、風速20mの風・・・・。
必死で登り着いた
1476m 阿寒富士 8:31
2時間ちょっとで登ってきちゃった???
登頂して嬉しかったのですが、あまりの強風。服の選択を間違え、とてもじゃないけど
10分もいられない・・・・。
岩陰に避難して、ガスが取れるのを待ちます。。。
目の前をすごい勢いで雲が抜けていきます。
待つこと1時間。超快晴モードがきました。
妻・よっちゃん。飛んでます!!
やっぱり、晴れるとスッキリするね!
2時間ほどいたのでしょうか??
下山するときは、すっかり青空。眼前には噴火レベル2の火山活動をしている雌阿寒岳の噴火。
このタイミングでサイレントかなってほしくないものです。
ここは、素早く通り抜けてくださいと言われている場所ですからね。
それにしても、体が軽い!
なんか、俺の中に何か降臨してきましたか??
下山して、
今日はもう一つのオンネトーの温泉。
ここの温泉は
強酸性の温泉です。
洗顔用の石鹸の泡立ちが悪いのは、きっと中和されちゃうからでしょう。
それにしても、登山した後の温泉って最高です!
温泉でゴロゴロする猫。
温泉で日向ぼっこするわんちゃん。
やっぱり、死にかけている俺。
でも、旅は続きます。 なぜなら、まだ14時だから。。。
移動してきたのは、足寄です。。。
ところが・・
恐れていたことがおきました。
俺、、この日を境に体調を崩します・・・・。
今回の登山で服装の選択を誤ったこと、長時間風にさらされたこと・・・。
おれのからだに君臨したのは、風邪だったようです。。。
不幸なことは続きます。。。
今回はここまで。。。
長文に付き合ってくれでありがとうございました。。。
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2015-09-21 18:26
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