快晴予報はどこへ?嵐の中の大雪山縦走 [北海道周遊キャンプ]
前回までの話「いったんさよなら帯広。紅葉を求めた選択」はこちら。
朝、3:45の目覚まし。
9月22日 火曜日の朝。
層雲峡のロープウェイとリフトで7合目に行き、黒岳を通過地点とし、
なんと無謀にも「北海岳」「松井岳」「荒井岳」「間宮岳」を経由して、北海道最高峰の「旭岳」を目指すという、北海道山旅の集大成を敢行しようとしております。
山道登りくだりで20kmの行程です。
目覚めた時は雨が降っていました。でも天気になることを確信しています。
ロープウェイの始発は5:50
シルバーウィークの真っ只中。行列は凄いことになっていますが、
その1番先頭に陣取ることができたのは、妻・よっちゃんの早起きの努力と
過去、iphoneの行列に並んで培ってきた俺のスキルを発揮できたからかと。。。
ロープウェイを乗り継いで
リフトに乗り換え7合目を目指すころには、山全体に紅葉が広がっているのがよくわかります。
7合目到着。ここから90分ほどのきつめの登山が待っております。
読みは正解。快晴です。
朝日に照らされる紅葉した木々。黄金色ですね。
山肌は、赤色。空は青色。通り抜ける雲は白色。
結構な急勾配で、息をあげているのは私です。。。
それでも1時間程度で黒岳到着。
いつもなら、ここで舞う妻・よっちゃんが登場するのですが、
ここは、通過地点。
滞在時間5分で次の場所を目指します。
黒岳石室が見えてきました。
進みます。
キャンプ場でもあり、山小屋でもあり、トイレやちょっとした物資の調達がここで行えます。
山渓ビールだと・・・。。。
縦走最大の危機が序盤からやってきたようです。(嘘です)
トイレや休憩を済ませたところ・・・
妻・よっちゃんの失態。
購入した登山地図を忘れてきた・・・そうです。
・・といっても、これまでの俺の失態を考えれば責められるはずがありません。
携帯の地図を頼りに進みます。
北海岳を目指す道中。
紅葉はバッチリでした。
黄金に輝いているように見える草に、妻よっちゃんが反応。
おそらく・・
ナウシカの黄金の草原を連想したのでしょう。(風の谷のナウシカ、参照)
お。沢が見えてきた。
横断しないといけないらしい。
おーい。大丈夫か?
妻・よっちゃん。足を滑らせ、片足がどっぷり使ったそうです。
ところどころに赤い紅葉。
草葉も呼応するように赤くなっています。
ちょっと思ったより雲が多い道中。
北海岳到着。
まだまだ先は長いです。
ここから、登山道の様子が急変します。
いままでは山陰で風が穏やかだったのですが、
吹き抜け地帯に突入。
先日の阿寒富士以上の風が吹き抜けています・・・。
だんだん写真を撮る余裕がなくなってきます。
「荒井岳」だと思います。
快晴予報だったのが雲がしっかり湧き始めています。。。
間宮岳到着!
笑顔の妻・よっちゃんとあまりの寒さで萎縮して3重あごの俺。
この旅始まって以来の最悪に不細工な表情です。
ここはお鉢周りと旭岳へのの分岐点。ここから旭岳を目指します。
・・・ここからがきつかった。写真も撮る余裕がなかった・・・。
10m先の見えないガス。強風に、足の踏ん張りが利かないガレ道・・・。
山を降りて再び登る、縦走の辛いところ。
景色が真っ白でモチベーションは最悪。
到着。旭岳。
ホワイトアウト・強風と寒さと疲労で、感動も何もあったもんじゃありませんが
北海道で一番高いところですするカップラーメンは最高のランチ。
来た道をここから先ほどの分岐点の間宮岳まで戻るのですが・・・
全身に叩きつけられる痛み・・・
ヒョウが降ってきた???
いや・・・・雨だ!
風速20mの中に降る雨。これ・・・嵐ってやつじゃねえのか・・・?
おいおい。快晴予報はどこへいったんだ・・・・。
逃げるように戻ってきた間宮岳。視界も見えてきて少し笑顔。
中岳までやってきました。
人のすごいところは、強いストレスの原因が排除された時、テンションが高くなるところ。。。
辛いのことが麻痺してきた俺。中岳で「中」をもじる。。。
一番強風に感じた場所の岩は、常に風が強いのか・・・風で岩が丸く風化しているのが印象的・・・。
どんどん進んで、久しぶりの日を見たのは西に傾きかけている太陽。
ここからの写真がよくパンフレットとかに出ている場所だと思います。
もう少しで一周です。
赤いトンネル。妻・よっちゃんの前をシマリスが通過。
そのあと、結構シマリスと遭遇します。かわいいですね〜。
お鉢巡りが終わり、最後の頂「黒岳」に再び登ります。
頂上に再び到着したのは、8時間30分後 16時。
天気は後半最悪だったけど、夕日が「黒岳」の影を紅葉に移す「逆さ富士」が最高のプレゼントに。
いよいよ下山。リフトでおります。
最後は乗り継いで、5合目からゴンドラで・・・・
シルバーウィークの大混雑。まさかの1時間待ちに泣きました。
9時間の登山歩きあとの1時間・・・本当にきつかったのですが、
日中は2時間30分待ちという混雑だったらしいです。
さすが、シルバーウィーク。
下山したあとの温泉はやっぱり最高です。
ベースキャンプの「層雲峡オートキャンプ場」に戻った時は真っ暗。
今日の工程を振り返りながら飲み明かすことに。
20km、累積1700mの高低差を9時間30分・・・
北海道の山、これが最後かな??
俺、全然山登りとかしない人なんですけどね・・・。山に目覚めちゃったのかか(笑)
層雲峡の旅。終わり。
そして、車検のために再び帯広に向かいます。
おもしろかった!役に立ちそう!
そう思ってくれたなら「いいね」ボタンを押してもらえると、かなり励みになります。
にほんブログ村
にほんブログ村
朝、3:45の目覚まし。
9月22日 火曜日の朝。
層雲峡のロープウェイとリフトで7合目に行き、黒岳を通過地点とし、
なんと無謀にも「北海岳」「松井岳」「荒井岳」「間宮岳」を経由して、北海道最高峰の「旭岳」を目指すという、北海道山旅の集大成を敢行しようとしております。
山道登りくだりで20kmの行程です。
目覚めた時は雨が降っていました。でも天気になることを確信しています。
ロープウェイの始発は5:50
シルバーウィークの真っ只中。行列は凄いことになっていますが、
その1番先頭に陣取ることができたのは、妻・よっちゃんの早起きの努力と
過去、iphoneの行列に並んで培ってきた俺のスキルを発揮できたからかと。。。
ロープウェイを乗り継いで
リフトに乗り換え7合目を目指すころには、山全体に紅葉が広がっているのがよくわかります。
7合目到着。ここから90分ほどのきつめの登山が待っております。
読みは正解。快晴です。
朝日に照らされる紅葉した木々。黄金色ですね。
山肌は、赤色。空は青色。通り抜ける雲は白色。
結構な急勾配で、息をあげているのは私です。。。
それでも1時間程度で黒岳到着。
いつもなら、ここで舞う妻・よっちゃんが登場するのですが、
ここは、通過地点。
滞在時間5分で次の場所を目指します。
黒岳石室が見えてきました。
進みます。
キャンプ場でもあり、山小屋でもあり、トイレやちょっとした物資の調達がここで行えます。
山渓ビールだと・・・。。。
縦走最大の危機が序盤からやってきたようです。(嘘です)
トイレや休憩を済ませたところ・・・
妻・よっちゃんの失態。
購入した登山地図を忘れてきた・・・そうです。
・・といっても、これまでの俺の失態を考えれば責められるはずがありません。
携帯の地図を頼りに進みます。
北海岳を目指す道中。
紅葉はバッチリでした。
黄金に輝いているように見える草に、妻よっちゃんが反応。
おそらく・・
ナウシカの黄金の草原を連想したのでしょう。(風の谷のナウシカ、参照)
お。沢が見えてきた。
横断しないといけないらしい。
おーい。大丈夫か?
妻・よっちゃん。足を滑らせ、片足がどっぷり使ったそうです。
ところどころに赤い紅葉。
草葉も呼応するように赤くなっています。
ちょっと思ったより雲が多い道中。
北海岳到着。
まだまだ先は長いです。
ここから、登山道の様子が急変します。
いままでは山陰で風が穏やかだったのですが、
吹き抜け地帯に突入。
先日の阿寒富士以上の風が吹き抜けています・・・。
だんだん写真を撮る余裕がなくなってきます。
「荒井岳」だと思います。
快晴予報だったのが雲がしっかり湧き始めています。。。
間宮岳到着!
笑顔の妻・よっちゃんとあまりの寒さで萎縮して3重あごの俺。
この旅始まって以来の最悪に不細工な表情です。
ここはお鉢周りと旭岳へのの分岐点。ここから旭岳を目指します。
・・・ここからがきつかった。写真も撮る余裕がなかった・・・。
10m先の見えないガス。強風に、足の踏ん張りが利かないガレ道・・・。
山を降りて再び登る、縦走の辛いところ。
景色が真っ白でモチベーションは最悪。
到着。旭岳。
ホワイトアウト・強風と寒さと疲労で、感動も何もあったもんじゃありませんが
北海道で一番高いところですするカップラーメンは最高のランチ。
来た道をここから先ほどの分岐点の間宮岳まで戻るのですが・・・
全身に叩きつけられる痛み・・・
ヒョウが降ってきた???
いや・・・・雨だ!
風速20mの中に降る雨。これ・・・嵐ってやつじゃねえのか・・・?
おいおい。快晴予報はどこへいったんだ・・・・。
逃げるように戻ってきた間宮岳。視界も見えてきて少し笑顔。
中岳までやってきました。
人のすごいところは、強いストレスの原因が排除された時、テンションが高くなるところ。。。
辛いのことが麻痺してきた俺。中岳で「中」をもじる。。。
一番強風に感じた場所の岩は、常に風が強いのか・・・風で岩が丸く風化しているのが印象的・・・。
どんどん進んで、久しぶりの日を見たのは西に傾きかけている太陽。
ここからの写真がよくパンフレットとかに出ている場所だと思います。
もう少しで一周です。
赤いトンネル。妻・よっちゃんの前をシマリスが通過。
そのあと、結構シマリスと遭遇します。かわいいですね〜。
お鉢巡りが終わり、最後の頂「黒岳」に再び登ります。
頂上に再び到着したのは、8時間30分後 16時。
天気は後半最悪だったけど、夕日が「黒岳」の影を紅葉に移す「逆さ富士」が最高のプレゼントに。
いよいよ下山。リフトでおります。
最後は乗り継いで、5合目からゴンドラで・・・・
シルバーウィークの大混雑。まさかの1時間待ちに泣きました。
9時間の登山歩きあとの1時間・・・本当にきつかったのですが、
日中は2時間30分待ちという混雑だったらしいです。
さすが、シルバーウィーク。
下山したあとの温泉はやっぱり最高です。
ベースキャンプの「層雲峡オートキャンプ場」に戻った時は真っ暗。
今日の工程を振り返りながら飲み明かすことに。
20km、累積1700mの高低差を9時間30分・・・
北海道の山、これが最後かな??
俺、全然山登りとかしない人なんですけどね・・・。山に目覚めちゃったのかか(笑)
層雲峡の旅。終わり。
そして、車検のために再び帯広に向かいます。
おもしろかった!役に立ちそう!
そう思ってくれたなら「いいね」ボタンを押してもらえると、かなり励みになります。
にほんブログ村
にほんブログ村
2015-09-27 13:06
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0