崩落かよ!利尻富士アタック [北海道周遊キャンプ]
前回までの話「旅の再開するも、利尻島で盗難? 利尻富士アタック前夜の話」はこちら。
8月25日
今年の3月ごろから計画を立て・・・
この日をどれだけ待っていたことだろうか・・・。
利尻富士アタック。
この日のために準備やトレーニング、ダイエットで10kgも落とし・・・。
それなのに・・・
寝坊しました。
せっかくの快晴なのに・・もったいないです。
急いで朝食を。
日が昇る頃には5合目にはいたかったのですが・・・。
急いで準備しますが・・・昨日、ひどい仕打ちをうけたカラスが心配です。
早く出発したいのですが・・・
帰ってきた時にカラスにテントがめちゃくちゃにされるのも心配です。
そこで・・・・
即席で作った見張り番のかかし。名ずけて「ネモ君」テントのNEMO(にーも)をローマ字読みに。
んなことは、ど〜でもいい。急がねば・・・。
キャンプ場を出たときには日が昇ってしまいました。
90分のロスです。
そして、このキャンプ場「ゆ〜に」から登山道入り口までは・・・・
2kmの上り坂高低差60mを自転車で行くことに・・・。
結構体力をいきなり消耗してしまいました。。。
入山届けを出します。
ここの書いてあることをきちんと読むと、登りに6時間、下りに5時間かかります。
11時半〜12時になって頂上にたどり着けない場合は無理せず下山してください と書いてある。
90分のロスが悔やまれます。。。
靴底の土を落として・・・
いよいよ入山。
8月25日 6:30出発です。
ですが、この時はまだ、
「崩落速報」が出ているなんて情報はありませんでした。
しばらくすると、
給水場があります。
甘露泉水です。
しっかり給水。2人分5リッター。
自転車の登りがきつかったのか・・・
3合目で、結構足にきてしまいました。。。
まだまだ先は長いのに・・・。
そして分岐点。
写真に写っているのが、俺ばかりな説明が必要ですか??
そのうちわかります。。。。
7:09 4合目到着 (39分経過)
4合目の「野鳥の森」です。
野鳥というか、カラスがうるさいです。
どんどん登ります。
ダイエットしていなかったらさらに10kgのぜい肉付いていたかと思うとゾッとします。
登ってきた道を振り返ると、海が・・・青い快晴の空が・・・。
そう。ここは
7:37(1時間7分経過) ここは5合目「雷鳥の標道」
どんどんのぼります。
空は、本当に澄んでおります!
しかし、妻・よっちゃんのテンションがおかしい・・・。
ヒグマがいないからなのか、天気がいいからなのか・・・・ どんどん元気になっていく・・・。
元気にはしゃぐ、妻・よっちゃん。
瀕死の誰かさん・・・・
そんなこんなで辿り着いた6合目「第一見晴台」に到着したのは8:04(1時間34分経過)。
ここは、携帯トイレブースが設置されている。
しかし、ひどい疲れだ・・・。大丈夫か?おれ。。。
絶好調の妻・よっちゃん
もはや・・・ヒグマよりも、山にとりつかれた妻・よっちゃんを恐れる誰かさん。
どんどん進みます。。。
7合目「胸突き八丁」に到着。8:27(1時間58分経過)
必死に食らいついて辿り着いた7合目。
精一杯の俺の演技
ストックが胸に突き刺さっていることで表現する「胸突き八丁」
迫真迫る死にかけた顔の表情は、演技じゃないことを知っていましたか? よっちゃん・・・。
苦しいけど、登れば登るほど素晴らしい景色が届いてきます。
眼前には例文島が見渡せます・・・。
景色の良さ・・・それがせめてもの救いです・・・。
第二見晴台にたどり着くと、状況は一変。疲れが吹っ飛びました。。。
ず〜っと見えなかった山頂が、ようやく見えてきます。
妻・よっちゃんも「早く登りた〜い」とせかしてきます・・・。
ちょっとは休ませてくれよ・・・。
・・・と3分も経たずにいなくなり・・・
・・・はいはい。。。わかりました。行きますよ。いきます!!
避難小屋です。
どんどん行きます。。
9合目到着したのは10:23(3時間53分)
余裕の妻・よっちゃんは
髪を解き、風になびかせてポーズを決めていますが・・・
もう、おれの写真は要らないね。。。。
9合目はこのあたりでしょうか?
もうちょっと、コースタイム的にはあと、50分で登頂です。
この後、速報で出ていた崩落地点。そこを通過した時にこのあと通った道が崩落した直後だとは知りませんでした。
案内の写真と、実際の登山道の形は全然ちがう・・・といか狭い・・
今思えば・・。それは後ほど振り返るとして・・・
山頂が見えてきた!
目と鼻の先です。
そして
いよいよ
頂上を示す三角点を踏みしめ
日本の百名山の「利尻山 1721m」 登頂達成!!
時刻は11:27(4時間57分経過)です。
吠える俺(声は出してないけど)
舞う妻・よっちゃん
遮る雲は全くなく・・・
海を見ると、ノシャップ岬や宗谷岬、今まで移動してきた塩川や函岳・・全部見えます。
北海道の形がわかるんです。。。
見渡す景色は・・・もう・・・涙が出そうです。。。
しかも、誰もいません・・・。
頂上で食べる
外ご飯は最高です。
さ〜て。下山ですが・・・
トトロのトンネルみたいだと、はしゃぐ妻よっちゃんは・・・・
あっという間にいなくなり・・・
俺、、、途中の序盤にある「分岐の標識」を見落とし
遭難しかけたけどすぐに気づいて・・・無事下山。
下山したのは17時ちょうどでした・・・。
登頂達成を温泉で祝う2人
翌朝、26日
キャンプ場からコーヒーを飲みながら振り返る
山の頂・・・。最高でした。
でも、トイレの前に張り出されていた掲示をみて・・・
ゾッとする。知らなかった速報・・
崩落があったのかよ!!!
9合目だな・・・
ゾッとする場所が1箇所確かにありました・・・。
利尻山は侵食がすごい勢いで進んでいるそうで、いつ登れなくなるかわかりません・・・・
だから、いろんな対策を立てているようですが・・
今後はどうなるかわかりません・・・。
とりあえず、 目標の利尻富士アタック 完了です!
この利尻富士のアタックが・・・かなりの疲労をもたらし、旅に影響を与えます。
続きは「日本最北端のキャンプ場 久種湖畔キャンプ これって、何かの修業ですか?」の記事。
※道中、こまめにアップを心がけます。基本は昨日の出来事は翌日午前中までにアップを目標に。
あと、北海道は素人なので、旅の情報・アドバイスをコメントいただけると嬉しいです。
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8月25日
今年の3月ごろから計画を立て・・・
この日をどれだけ待っていたことだろうか・・・。
利尻富士アタック。
この日のために準備やトレーニング、ダイエットで10kgも落とし・・・。
それなのに・・・
寝坊しました。
せっかくの快晴なのに・・もったいないです。
急いで朝食を。
日が昇る頃には5合目にはいたかったのですが・・・。
急いで準備しますが・・・昨日、ひどい仕打ちをうけたカラスが心配です。
早く出発したいのですが・・・
帰ってきた時にカラスにテントがめちゃくちゃにされるのも心配です。
そこで・・・・
即席で作った見張り番のかかし。名ずけて「ネモ君」テントのNEMO(にーも)をローマ字読みに。
んなことは、ど〜でもいい。急がねば・・・。
キャンプ場を出たときには日が昇ってしまいました。
90分のロスです。
そして、このキャンプ場「ゆ〜に」から登山道入り口までは・・・・
2kmの上り坂高低差60mを自転車で行くことに・・・。
結構体力をいきなり消耗してしまいました。。。
入山届けを出します。
ここの書いてあることをきちんと読むと、登りに6時間、下りに5時間かかります。
11時半〜12時になって頂上にたどり着けない場合は無理せず下山してください と書いてある。
90分のロスが悔やまれます。。。
靴底の土を落として・・・
いよいよ入山。
8月25日 6:30出発です。
ですが、この時はまだ、
「崩落速報」が出ているなんて情報はありませんでした。
しばらくすると、
給水場があります。
甘露泉水です。
しっかり給水。2人分5リッター。
自転車の登りがきつかったのか・・・
3合目で、結構足にきてしまいました。。。
まだまだ先は長いのに・・・。
そして分岐点。
写真に写っているのが、俺ばかりな説明が必要ですか??
そのうちわかります。。。。
7:09 4合目到着 (39分経過)
4合目の「野鳥の森」です。
野鳥というか、カラスがうるさいです。
どんどん登ります。
ダイエットしていなかったらさらに10kgのぜい肉付いていたかと思うとゾッとします。
登ってきた道を振り返ると、海が・・・青い快晴の空が・・・。
そう。ここは
7:37(1時間7分経過) ここは5合目「雷鳥の標道」
どんどんのぼります。
空は、本当に澄んでおります!
しかし、妻・よっちゃんのテンションがおかしい・・・。
ヒグマがいないからなのか、天気がいいからなのか・・・・ どんどん元気になっていく・・・。
元気にはしゃぐ、妻・よっちゃん。
瀕死の誰かさん・・・・
そんなこんなで辿り着いた6合目「第一見晴台」に到着したのは8:04(1時間34分経過)。
ここは、携帯トイレブースが設置されている。
しかし、ひどい疲れだ・・・。大丈夫か?おれ。。。
絶好調の妻・よっちゃん
もはや・・・ヒグマよりも、山にとりつかれた妻・よっちゃんを恐れる誰かさん。
どんどん進みます。。。
7合目「胸突き八丁」に到着。8:27(1時間58分経過)
必死に食らいついて辿り着いた7合目。
精一杯の俺の演技
ストックが胸に突き刺さっていることで表現する「胸突き八丁」
迫真迫る死にかけた顔の表情は、演技じゃないことを知っていましたか? よっちゃん・・・。
苦しいけど、登れば登るほど素晴らしい景色が届いてきます。
眼前には例文島が見渡せます・・・。
景色の良さ・・・それがせめてもの救いです・・・。
第二見晴台にたどり着くと、状況は一変。疲れが吹っ飛びました。。。
ず〜っと見えなかった山頂が、ようやく見えてきます。
妻・よっちゃんも「早く登りた〜い」とせかしてきます・・・。
ちょっとは休ませてくれよ・・・。
・・・と3分も経たずにいなくなり・・・
・・・はいはい。。。わかりました。行きますよ。いきます!!
避難小屋です。
どんどん行きます。。
9合目到着したのは10:23(3時間53分)
余裕の妻・よっちゃんは
髪を解き、風になびかせてポーズを決めていますが・・・
もう、おれの写真は要らないね。。。。
9合目はこのあたりでしょうか?
もうちょっと、コースタイム的にはあと、50分で登頂です。
この後、速報で出ていた崩落地点。そこを通過した時にこのあと通った道が崩落した直後だとは知りませんでした。
案内の写真と、実際の登山道の形は全然ちがう・・・といか狭い・・
今思えば・・。それは後ほど振り返るとして・・・
山頂が見えてきた!
目と鼻の先です。
そして
いよいよ
頂上を示す三角点を踏みしめ
日本の百名山の「利尻山 1721m」 登頂達成!!
時刻は11:27(4時間57分経過)です。
吠える俺(声は出してないけど)
舞う妻・よっちゃん
遮る雲は全くなく・・・
海を見ると、ノシャップ岬や宗谷岬、今まで移動してきた塩川や函岳・・全部見えます。
北海道の形がわかるんです。。。
見渡す景色は・・・もう・・・涙が出そうです。。。
しかも、誰もいません・・・。
頂上で食べる
外ご飯は最高です。
さ〜て。下山ですが・・・
トトロのトンネルみたいだと、はしゃぐ妻よっちゃんは・・・・
あっという間にいなくなり・・・
俺、、、途中の序盤にある「分岐の標識」を見落とし
遭難しかけたけどすぐに気づいて・・・無事下山。
下山したのは17時ちょうどでした・・・。
登頂達成を温泉で祝う2人
翌朝、26日
キャンプ場からコーヒーを飲みながら振り返る
山の頂・・・。最高でした。
でも、トイレの前に張り出されていた掲示をみて・・・
ゾッとする。知らなかった速報・・
崩落があったのかよ!!!
9合目だな・・・
ゾッとする場所が1箇所確かにありました・・・。
利尻山は侵食がすごい勢いで進んでいるそうで、いつ登れなくなるかわかりません・・・・
だから、いろんな対策を立てているようですが・・
今後はどうなるかわかりません・・・。
とりあえず、 目標の利尻富士アタック 完了です!
この利尻富士のアタックが・・・かなりの疲労をもたらし、旅に影響を与えます。
続きは「日本最北端のキャンプ場 久種湖畔キャンプ これって、何かの修業ですか?」の記事。
※道中、こまめにアップを心がけます。基本は昨日の出来事は翌日午前中までにアップを目標に。
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2015-08-30 11:02
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